-準備編- 致命的な大問題
インテリアデザイナーさんと、設計会社の人と三者での話し合いが続いております。
致命的な大問題というのは、写真をご覧ください。
現在、最初から設置されているミニキッチンとミニ換気扇があります。
これを取り払って、大きなシンクやコンロ、換気扇を導入することになっています。
しかし、この物件はこのミニキッチンが付いている壁以外は全てガラスなのです。
この壁の裏は、トイレとバスルームになっています。
つまり、現状のミニキッチン、バズ、トイレのすべての換気のダクトがここへ集中している上に、
キッチン、バス、トイレの上水と排水の配管が全部集約されています。
また、ミニキッチンの上の横長の四角の四角形のものは、実はエアコンなんです。
なんでこの位置に付けられるいるのか?もかなり疑問ですが、配管上エアコンのダクトもここへ集められているからなのです。
全ての配管が全部集まっていると言う事は、ここの壁の中はもう配管でいっぱい。
小さくてまるでボタンの様な丸いものはスピーカーでは無くて、ミニキッチンの換気扇です。
この大きさの換気扇では、到底換気が間に合うとは思え無いので大きな換気扇に付け買えたいのですが、壁の中が配管でいっぱいという事は、大きなダクトに差し替えるのが困難だという事です。
換気扇は、水回り・火回りに加えて、キッチンの生命線です。
妥協することはできません。
現在、設計会社にお願いして、この壁の中の配管状態の図面と工事中の写真を取り寄せ中です。
この確認において、インテリアデザイナーのエミさんが随分一生懸命設計会社と調整して下さっています。
しかし、設計会社の答えの歯切れが悪く、もしかすると大きなダクトに差し替えることが出来ない可能性が高い気配です。
もし大きなダクトに差し替えられない場合は、対応方法としては、
四方に張り巡らされているガラスを1面だけ抜き、そこを換気扇のダクト用にするしかありません。
ガラスを1面だけ抜く・・・その選択肢を選んだ場合は、
設計会社の意匠を損なう上に、何より自分がダメージを受けるのは工事費用です。
オーナーさんが支払ってくれるのであれば、考えられる選択肢ではありますが、自分がそのコストを負担するには工事費・廃材処理費を加えると、当初の予算の1.5倍、いや2倍のコストがかかってしまいます。
今は、とりあえず設計会社からの図面と写真の提出を待っている状況です。
昨日、進捗状況の確認の電話を設計会社に入れてみましたが、なかなな歯切れの良い返事をもらえず、ジリジリしながら待っています。
契約する前にどうして気付かなかったのか?と言われると、
契約前に、換気扇のダクトの入替とキッチンの入替はしたいので、大丈夫なのか?という確認は、不動産仲介会社を通して問い合わせはしていました。
しかし、オーナーさんからの返事は「詳細は、契約後に回答します」の一点張りでした。
やっと見つかった物件なのに、ここに来て大きな壁にぶつかっています。
大きな壁・・・いや壁だったら配管が通せますが、
とにかく大きなガラスにぶつかって、切ない気持ちで設計会社からの図面を待っています。
その後、他にも問題点が勃発しました・・・。