【講座開催報告】2020/2/16 大阪発酵クラス「黒豆味噌クラス」「ひよこ豆味噌クラス」:準備編

2020年2月16日
大阪 谷町六丁目の築100年の古民家「刻家」さんで、「大阪うめちゃんの発酵教室」を開催いたしました。

お味噌クラスはとても人気で、毎年多くの方に参加いただいておりますが、今年はさらに参加者様が増えてのべ21名の方にご参加いただきました。
ありがとうございます。

計量からスタート

講座開催の2日前。
まずは21人分の豆の準備です。
増量をご希望の方もいらっしゃるので、まずは豆の水洗いに浸水作業。

乾燥した状態で約12キロの豆を、大きなボウルで綺麗に洗って一人分ずつに分け、一晩浸水します。

計って、洗って、浸水→計って、洗って、浸水・・・ひたすらその繰り返しです。

計るのはお豆だけではなく、使う米麹と塩を塩も計ってビニール袋に一人分ずつ詰めて行きます。
これは、宅配便で会場まで運んでもらいます。

また、試食でお出しするお料理の材料の買い出しも。

前日に全部茹で作業

お豆は、講座の前日に茹でます。
朝6:00にキッチンスタジオに行き、それからひたすら3台の圧力鍋でゆでていきます。

ガスコンロは、キッチンスタジオのガスコンロの他に、カセットコンロも持ち出して来て、どんどん茹でます。

3台の圧力鍋はそれぞれ”クセ”があり、
・順調に茹でる鍋
・茹でるのも早いし、圧が抜けるのも早い。けれど時々固めに仕上がるので、気が抜けない鍋
・茹でるのに時間がかかるけれど、着実に茹でる鍋

それそれのクセを考慮しながら茹でるので、一斉に茹で始めてても茹で終わりに差が出てしまいます。

最初は一斉スタートして、その後、まるでお手玉をくるくる回すように、豆の茹で上げを仕上げていきます。

豆と試食のおかずを持って新幹線に乗る

茹でる作業は予定よりも1時間以上早く終わったので、東京駅へ移動です。

21人分、約24キロの豆を茹で上げて、一人分ずつに袋詰めしてから保温ボックスに入れます。
12キロずつ2つのボックスに。
それをキャリーカートに括り付けて、試食用の食材が入ったクーラーボックスも載せて新幹線に乗ります。

新幹線の中でようやくホッと一息つき、あ!と気づくと寝ている場合が多く(笑)まさに、あ!という間に新大阪に到着。
新大阪駅から、会場の刻家さんへ直行です。

この日は、たまたま知り合いのフードコーディネーターさんが刻家さんをご利用中だったので、頼んで豆や材料を置かせてもらって一安心です。

また、泊まっているホテルの隣が大型スーパーマーケットなので、講座で必要な食材や小物を買うこともできます。

準備は楽しい

こうやって、開催までの流れを書いていると、自分でも凄いなぁと思いますし、いろんな方からも言われます。

けれども、自分では全く大変だとは思っておらず、講座の日にたくさんの方の笑顔が見られ「美味しい」を聞くことができるのが、何よりも楽しみなのです。

講座当日のレポートは別記事にてご紹介いたします。