「桜の葉の塩漬け」・「桜の花の塩漬け」で使われる桜は何を使っているの?
桜といえば、
「桜もち」
結納の時の「桜茶」
「お菓子のトッピング」
などなど・・・花より団子のうめちゃんの発酵教室です。
さて、この食用の桜、品種は何でも良いというわけではないのです。
桜茶の桜の塩漬けに使われる品種
桜茶の花の塩漬け
結納の時には、
「花が咲く」という縁起をかついて
「お茶を濁す」という言葉を避けて、お茶の代わりに桜茶が出されることが多いですね。
種類は主に「八重桜」が使われています。
八重桜にもいろんな種類があって、そのなかの”関山”か”普賢象”という品種が使われています。
この2つの種類の八重桜はソメイヨシノが終わってから咲き始めるので、今からでも見に行くことができます。
ちなみに、桜茶を出される機会があったら、お茶を飲んだ後、桜の花は湯飲みに残しておく方がマナーとしては良いそうです。
桜の葉の塩漬けに使われる品種
産毛も少なく柔らかで食べやすい、大島桜の若葉が主に使われるそうです。
大島桜は、花びらは白なのですが、花の中央が濃いピンクになっているのが特徴です。
開花時期はソメイヨシノと同じ頃なのだそうです。
目で楽しんで、食べて楽しい桜
私の勝手な想像ですが、
食用としても愛される桜。もしかしたら、この美しさを永遠に残したいと思って行きついたのが、桜の花の塩漬け・桜の葉の塩漬けだったのでは?と、思いにふけっております。
そう考えることで、なんだかロマンティックじゃないでしょうか(笑