-準備編- オーナさんとの会話

これからがスタート

契約が終わって一安心
・・・とか言ってられないです。さぁこれからがスタートです。

会社員時代とは違って、”自分が立てた計画”で”自分で調整”しながら”自分のペース”で進められるのが嬉しいと感じます。
上層部が立てた部門目標値を、本部長がさらにブレイクダウンして統括部目標が立てられ、部目標が立てられ、課別目標が立てられ・・・という様に他人が立てた目標に向かって日々汗を流すのでは無いのです。
そして、MBO(management by objectives)で評価される事もありません。評価するのは年に1度会話するか?しないか?の部長が評価する訳でも無いのです。

また、フロント(営業)とバック(営業企画)とスタッフ(経理・総務・情報システム)とで偏差値を付けられて評価されることももうありません。
私は営業企画に所属していましたので、同じ階級の営業よりも必死に成績を上げても偏差値制度で評価が低くなってしまうという事もありません。

自分が立てた計画に従って、PDCAを回し、自分で自分のMBOを評価できるのです。いえ、自分が評価するのではなく、お客様にダイレクトに評価してもらうのです。

とは言え、長い社会人人生で多くの事を学ぶチャンスを得られました。
フロントが活躍するために、どのようなプロモーションをすればいいのか、営業が動きやすく効果を発揮できるプロダクトは何か。
その評価の仕方など、キッチンスタジオを始める前に活動してきた、ものくろキャンプに活かせたという経験も心強いです。

さぁ!今までの理不尽さが一層された見晴らしの良い人生のスタートです。

オーナーとの会話

契約後、さっそく建物のオーナーへご挨拶へ伺いました。

とても若いオーナーさんで驚きです。
詳しくは書きませんが、40歳前後のご夫婦でした。

奥さまは笑顔の素敵な可愛らしい方で、実質上奥さまの方がオーナーです。
ご主人の方は、有名都市銀行にお勤めの方で、大手の会社を相手に大きなビジネスをされているそうです。
その反動なのかは分かりませんが、前々からベンチャーの人向けに貸したいと思っていらっしゃったそうです。

また、奥様からは、隣のお布団屋のおばあちゃんがこの地域一帯のゴッドマザーであることとか(笑
そのゴッドマザーによって、ここがキッチンスタジオになる事ははすでに近所中に知れているだろうこととか(笑
そして、ご近所中は近辺にカフェが無いので、カフェを熱望されている事とか、いろんなお話を聞くことが出来ました。

キッチンスタジオが空いている時間は、カフェ経営を体験したい方にお貸しすることも視野に入れている事をお話ししました。

私はこのキッチンスタジオを”食”を通して多くの人が繋がり、輪が広がる事を願って始めます。
また、生きている限り食べる事を続けていきます。
その食はいかに大切か、その人に合った食とは何かを学ぶ場所にしたいと思っています。

そう思ってスタートさせようとしていますが、オーナーさんの話しを聞いているうちに、
私の夢は、周りのみなさんの夢でもあるのかなぁなんて思った日でした。