ぬか床は「作ること」よりも、「続けること」が難しい

「いつか、ぬか漬けを始めてみたい」

そう思いながらも、

毎日かき混ぜないといけないの?
カビが生えたらどうしよう。
酸っぱくなったら、もう食べられない?
旅行中はどうすればいいの?

そんな不安があって、なかなか始められない方も多いのではないでしょうか。

以前、ぬか床を作ったけれど、いつの間にか水っぽくなり、どうしたらよいのかわからないまま、処分してしまった。

市販のぬか床を買ってみたけれど、味が変わってきたときに対処できず、続かなかった。

そんな経験がある方もいらっしゃると思います。

7月18日(土)に、あみだす発酵アカデミーで

「ぬか床づくりと、ぬか漬けのある暮らしクラス」

を開催します。

今回のクラスでお伝えしたいのは、ぬか床の作り方だけではありません。

ご自宅に持ち帰ったあとも、自分のぬか床を育て、ぬか漬けのある暮らしを続けていく方法をお伝えします。

ぬか床は、作った日から少しずつ変化します

ぬか床は、材料を混ぜれば作ることができます。

作り方だけなら、本やインターネットでも調べられます。

けれども、本当に迷うのは、作ったあとなのです。

野菜を漬けると、ぬか床に水分が出ます。

季節や室温によって、発酵の進み方も変わります。

漬ける野菜によって、味や香りも少しずつ変化します。

昨日まではちょうどよかったのに、急に酸っぱく感じることもあります。

表面に白いものが出てきて、

「これはカビ?」
「食べても大丈夫?」

と不安になることもあります。

ぬか床が続かなくなる大きな理由は、作り方を知らないからではありません。

状態が変わったときに、どうしたらよいのかわからないからです。

自分の手で作るから、ちょうどよい状態がわかります

クラスでは、ご自身のぬか床を実際に作ります。

ぬかと塩を混ぜ、水分を加えながら、

このくらいのやわらかさ。
このくらいの塩加減。
この香りなら大丈夫。

という感覚を、ご自身の手で確かめていただきます。

完成したぬか床を見せられるだけでは、手触りや混ぜ具合まではわかりません。

その場で一緒に作るからこそ、ご自宅に帰ってからも、

「クラスで作ったときと同じくらいかな」

と比べることができます。

作ったぬか床は、そのままお持ち帰りいただき、ご自宅で育てていけます。

旅行のときも、毎日混ぜられないときも大丈夫

ぬか漬けを始めたいけれど、

「毎日混ぜる自信がありません」

という声をよく聞きます。

もちろん、ぬか床の様子を見ることは大切です。

けれども、毎日必ず、同じ時間に混ぜなければならないわけではありません。

仕事や家事で忙しい日もあります。

体調が悪い日もあります。

旅行で数日間、家を空けることもあります。

クラスでは、日常的なお手入れだけでなく、忙しい日や旅行中のぬか床の管理についてもお伝えします。

ぬか床のために暮らしを変えるのではなく、自分の暮らしに合わせてぬか床と付き合う方法を知っていただきたいと思っています。

水っぽくなっても、酸っぱくなっても、すぐ失敗ではありません

野菜を漬けていると、野菜から水分が出て、ぬか床がやわらかくなってきます。

けれども、水分が出たからといって、ぬか床を捨てる必要はありません。

酸っぱくなった場合も同じです。

発酵が進みすぎているのか。
塩分が足りないのか。
水分が多いのか。
混ぜ方を変えたほうがよいのか。

状態を見ながら、少しずつ整えていきます。

クラスでは、

・水っぽくなったときの整え方
・酸っぱくなりすぎたときの対処法
・カビと、カビではないものの見分け方
・野菜ごとの漬け時間
・鉄玉の使い方

などもお伝えします。

今回は、ぬか床の水分管理に役立つ水切り器と、なすなどの色よい仕上がりに役立つ鉄玉もお渡しします。

あとから道具を探して買い足す必要はありません。

ぬか漬けは、そのまま食べるだけではありません

ぬか漬けというと、

きゅうりや大根を切って、ごはんに添えるもの。

そんなイメージがあるかもしれません。

もちろん、そのまま食べてもおいしいのですが、ぬか漬けは料理にも使えます。

細かく刻んで、ごはんに混ぜる。
薬味のように、冷ややっこにのせる。
和え物やサラダに加える。
肉や魚料理のアクセントにする。

少し加えるだけで、いつもの料理に発酵の旨みと塩気が加わります。

リアル参加の方には、クラスの後半に、ぬか漬けを使ったランチをご用意します。

「ぬか漬けって、こんな食べ方もできるんだ」

という楽しさも、一緒に味わっていただけたらと思っています。

作ったあとに質問できる、1年間のアフターケア

ぬか床について、本当に質問したくなるのは、クラス当日ではないかもしれません。

自宅で野菜を漬け始めて、数週間たったころ。

季節が変わって、急に発酵が進むようになったとき。

数日間混ぜられず、久しぶりにふたを開けたとき。

「この状態で大丈夫でしょうか?」

と、誰かに聞きたくなることがあります。

今回のクラスには、1年間のアフターケアがついています。

水がたくさん出てきた。
白い膜のようなものができた。
味が薄くなった気がする。
酸っぱくなりすぎた。
旅行の前にどうしたらよいかわからない。

そんなときに、ご自身のぬか床の状態を相談していただけます。

インターネットで検索すると、さまざまな情報が出てきます。

けれども、季節や室温、塩分、水分、漬けている野菜によって、必要な対応は変わります。

ご自分のぬか床を見ながら相談できることが、続けるための大きな安心になると思います。

もしダメにしてしまっても、もう一度始められます

それでも、

「せっかく作っても、ダメにしてしまったらどうしよう」

と思う方もいらっしゃるでしょう。

今回のクラスでは、万が一ぬか床をダメにしてしまった場合、受講後1年以内に限り、作り直すための材料を1回分お渡しします。

失敗したら終わりではありません。

もう一度始められます。

ぬか床は、最初から完璧に育てるものではありません。

触りながら、香りを確かめながら、ときには味を調整しながら、自分の家の味に育てていくものです。

失敗しないことよりも、変化したときに整えられること。

そして、困ったときに相談できること。

そこまで含めて、ぬか漬けのある暮らしを始めていただけるクラスです。

夏野菜がおいしい季節に、ぬか床を始めませんか

きゅうり、なす、みょうが、大根、にんじん。

夏は、ぬか漬けにしたい野菜がたくさんあります。

冷蔵庫にある野菜をぬか床に入れておけば、翌日にはごはんに添える一品ができている。

少し野菜が残ったときにも、ぬか床に入れることで、おいしく食べ切ることができます。

ぬか漬けがあるからといって、食卓が急に豪華になるわけではありません。

けれども、

「今日は何か一品足りないな」

というときに、自分で育てたぬか漬けが冷蔵庫にある。

それは、思っている以上にうれしいものです。

今年の夏から、自分のぬか床を育ててみませんか。

開催概要

ぬか床づくりと、ぬか漬けのある暮らしクラス

日時:2026年7月18日(土)11:00〜13:00
会場:キッチンスタジオ Kitchen Bee(東京・浅草橋)
参加費:11,000円
開催形式:リアル参加・オンライン参加
リアル参加:6名限定
申込締切:7月16日11:00

参加費には、ぬか床の材料、テキスト、水切り器、鉄玉、1年間のアフターケア、万が一の際の作り直し材料1回分が含まれます。

リアル参加の方には、ぬか漬けを使ったランチもご用意します。オンライン参加の方には、事前に材料をお送りします。

ぬか漬けを初めて作る方も、以前に一度挫折した方も大歓迎です。

今度こそ、作って終わりではなく、育てていけるぬか床を一緒に始めましょう。