先日、季節の手仕事として
「ちりめん山椒作りクラス」を開催しました。
山椒についてお話しすると、よく耳にするのが、
「山椒は下ごしらえが難しそう」
「実を枝から外すのが大変」
「買っても、どう使えばいいのかわからない」
という声です。
たしかに、小さな山椒の実を一粒ずつ枝から外す作業は、少し根気が必要です。
けれども、実は大変なのはほぼそこだけ。
枝から外した後の下ごしらえは、驚くほど簡単です。
今回は、山椒の実を枝から効率よく外す方法から、保存方法、日々の料理への使い方まで、たっぷりとお伝えしました。
山椒の実を枝から簡単に外す方法
実山椒の仕込みで、いちばん時間がかかるのが、枝から実を外す作業です。
一粒ずつ丁寧に取ろうとすると、なかなか作業が進まず、途中で疲れてしまうこともあります。
そこでクラスでは、
できるだけ手間をかけず、実を枝から簡単に外す方法をご紹介しました。
ちょっとしたコツを知るだけで、面倒に感じていた作業がずいぶん楽になります。
山椒は難しい食材なのではなく、扱い方を知る機会が少ないだけなのだと思います。
下ごしらえは、意外なほど簡単です
枝から実を外した後は、下ごしらえの方法をデモンストレーションしました。
山椒は、きちんと下ごしらえをしておけば、肉にも、魚にも、野菜にも使える、とても便利な食材です。
爽やかな香りと、ピリッとした刺激を少し加えるだけで、いつもの料理がぐっと引き締まります。
「ちりめん山椒にするもの」と思われがちですが、炒めものや煮もの、味噌、漬けだれなど、使い道はたくさんあります。
今回のクラスで作ったもの
今回のクラスでは、次の内容を行いました。
- 実を枝から簡単に外す方法
- 山椒の下ごしらえ方法のデモンストレーション
- ちりめん山椒作り
- 山椒の塩漬け作り
- 山椒の醤油漬け作り
- 山椒を使ったランチ
ちりめん山椒は、ご飯のお供としておなじみですが、自分で作ると山椒の香りや辛さを好みに合わせて調整できます。
炊きたてのご飯にのせるのはもちろん、おにぎりやお弁当にもぴったりです。
塩漬けと醤油漬けで、一年中山椒を楽しむ

山椒は旬の時期が短い食材です。
だからこそ、旬のうちに下ごしらえをして、保存しておくことが大切です。
今回作った
山椒の塩漬けと醤油漬けは、どちらも1年以上保存できます。
参加された皆さまには、ご家庭で一年を通して楽しめるくらいの量を仕込んで、お持ち帰りいただきました。
冷蔵庫に山椒の保存食があると、
「今日は炒めものに少し入れてみよう」
「煮魚の香りづけに使おう」
「味噌に混ぜてみよう」
と、日々のお料理に気軽に取り入れられます。
一度仕込んでおけば、旬が過ぎた後も山椒の香りを楽しめるのが、保存食のよいところです。
山椒づくしのランチ

仕込みの後は、山椒をさまざまな形で楽しむランチをご用意しました。
この日のメニューは、
- ちりめん山椒
- 山椒を使った辛子味噌
- 花山椒の佃煮
- 豚肉と茄子の山椒炒め
- おあげとアスパラのお味噌汁
- 野菜サラさ セロリのキムチドレッシングがけ
- 柚茶ゼリー
- ご飯
です。
豚肉と茄子の山椒炒めは、豚肉の旨みと茄子のやわらかさに、山椒の爽やかな香りがよく合います。
山椒を使った辛子味噌は、肉や野菜に添えるだけで、味に奥行きが生まれます。
花山椒の佃煮やちりめん山椒は、ご飯が進む小さなおかずです。
同じ山椒でも、調理法や合わせる食材によって、香りや味わいが大きく変わります。
ランチを通して、山椒が和食だけに限らず、日々のさまざまな料理に使えることを感じていただけたのではないでしょうか。
「難しそう」が「家でも使えそう」に変わる時間
季節の食材は、扱い方を知らないと、つい買うのをためらってしまいます。
けれども、一度下ごしらえや保存方法を知ると、ぐっと身近なものになります。
山椒も同じです。
実を枝から外す方法と、基本的な下ごしらえを覚えてしまえば、決して難しい食材ではありません。
むしろ、一度仕込んでおくと一年中使える、とても便利な保存食になります。
今回のクラスが、参加された皆さまにとって、
「山椒は大変そう」から
「これなら家でも使えそう」
へと変わる時間になっていたら嬉しいです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
これから一年、塩漬けや醤油漬け、ちりめん山椒を、さまざまなお料理に活用して楽しんでください。
